KOIKE 製品情報切断・加熱機器

センターミスト式ドリルユニット

圧倒的な加工スピードを実現

センターミスト式ドリルユニットは、鋼板の孔明け加工を高速かつ自動で行う装置です。

軟鋼は最大板厚200mmの貫通能力を持ち、ガスやプラズマによるピアシングをドリル加工におきかえる事で、お客様の生産性・歩留り・作業性向上に寄与します。

センターミスト式ドリルユニット.jpg

<Overview>
油穴付き超硬ドリルの先端から切削油をミスト状に噴霧し、加工点に極少量を供給する事で、高い加工
能力を得ることができます。軟鋼・板厚150mmの
孔明け時間が従来の約1/5に短縮されます。(当社比)
また、切削油は植物由来で噴霧量は5cc/hr程度と、
環境に優しく回収が容易です。

<Feature>
・加工能力向上による孔明け時間短縮。
・孔からの切込みが容易で、熟練作業者が不要。
・熱歪みの減少による切断精度の向上。
・ピアシング予熱不要でガス消費量を削減。
・上ノロ回避とピアシング孔の小径化による歩留りの向上。
・吹き上がりによる切断不良を低減。
・夜間稼働による生産性向上。
・廃油削減による環境負荷低減。

 センターミスト式ドリルユニット主仕様
無負荷回転速度(50/60Hz) 150~1010rpm
孔径 10mm
最大孔明け可能板厚 200mm
ストローク 300mm
主軸モータ 1.6DCブラシレスモータ
送り軸モータ 2.7ACサーボモータ
推力 7760N
最大早送り速度 300mm/sec
最大切削送り速度 16.7mm/sec
加工対象材 軟鋼(SS400)
加工時間
板厚50mm 30sec
板厚100mm 50sec
板厚150mm 70sec
給油方式 セミドライ/MQL
給油量 4-30ml/h