■シンプルかつ高機能
・ハイグリップベルトの採用によりブロア吸着不要で小さなワークでも
しっかりと保持します。シンプルな構造のため故障が少なくメンテナ
ンスも簡単です。
・ダブル研磨方式で従来のバリ取り機では難しかったドロスの除去から
エッジ部のR仕上げまでを一度に行うことが出来ます。
・ベルトクリーニング機構を標準装備。ベルトに付着した粉塵を落とし
グリップ力を維持します。また、落とした粉塵は集塵機に吸引される
ので工場内をクリーンな状態に保ちます。
・板厚検知センサーによりワーク高さを自動認識。設定の自動化に
よって手間を省き入力間違いの心配もありません。
異厚センサーも装備。設定高さを超えるワークを検知して自動停止
し研磨ツールの損傷を防ぎます。
・0.1mm単位の調整で昇降値(ブラシ昇降)の設定が可能です。
また、タッチパネルでの簡単操作でコンベア送り速度やブラシの
揺動スピードなどワークの加工条件に細かく設定することができます。
加工条件登録機能も標準装備です。
■集塵機について
フィルター自動クリーニング機能を搭載した集塵機が標準装備と
なっております。集塵機を設置することで粉塵の飛散を防ぎ、
工場内をクリーンに保ちます。
粉塵爆発の危険性が高い材料を多く加工するお客様にはオプション
で爆発対策型の集塵機や湿式集塵機も選択いただけます。
■コスト削減と作業効率アップ
・作業時間が最大1/20に削減(当社比)
メタルスライダーを使用することにより、手作業で一つずつ行っている
バリ取り作業も、コンベアで同時多数処理できるため、作業効率が
大幅アップします。
・安定した品質
手作業では作業する人の熟練度の違いなどにより仕上がりにムラが
発生しますが、メタルスライダーなら仕上がりは均一になり、
安定した品質で製品を供給できます。
・低ランニングコスト
ブロア吸着タイプバリ取り機と比較しシンプルな構造のため消費
電力は2.4kW(集塵機別)と低く抑えてあります。
また消耗品は研磨ツールが中心なので、部品交換のコストも抑えられます。
■研磨ツールについて
φ250の大口径研磨ツールで強力にワークを加工します。
研磨ブラシ
エッジ部のR仕上げを行うツールです。番手は#80、#120からお選び
いただけます。
サンディングシート
レーザードロスやスパッタを除去します。
研磨ブラシでの加工前に大きなバリをサンディングシートで除去して
おくことにより、研磨ブラシの摩耗を抑えることが出来ます。
研磨パッドに張付けて使用し、簡単に交換できます。
番手は#80、#120からお選びいただけます。
※研磨ツールは今後もラインナップ追加予定。